2009年4月14日火曜日

E71に広辞苑を導入

嫁が使用している830CAには、辞書機能が付いており、ちょっとした電子辞書代わりになっています。

イイなぁ・・・、羨ましいなあ・・・。
と思っていたところ、E71にも辞書機能を入れることができることを知りましたので、さっそくやってみることにしました!

以下は、参考にしたサイトです。

■THE BOOLEE STREET!!
http://booleestreet.xii.jp/?p=992

■T@blog
http://blog.livedoor.jp/t_blog/archives/51428372.html

■辞書のぺーじ
http://members.jcom.home.ne.jp/khoo/zaurus/zaudic.htm

これらの作者さまのおかげで、僕のE71にも広辞苑を導入することが出来ました!
しかし、僕自身の知識不足のため、実際に作業を進める中で、いくつか壁にぶち当たったこともありましたので、覚書のために手順を記載しておきます。
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1.準備するモノ

■電子辞書ソフト:広辞苑(第五版)

僕の場合、他の辞書もあればイロイロ便利かな・・・。と考えて広辞苑や、現代用語、和英・英和などが入っている電子辞書ソフトをオークションで入手しました。
ちなみに、電子辞書ソフトは、EPWINGフォーマットであること。後々の作業に都合がイイです。
20090403021


■DDwin
EPWINGフォーマットに準拠した検索ソフトです。
以下のサイトからダウンロード可能ですが、最新版(Ver.2.66)はリンク切れでした。
http://homepage2.nifty.com/ddwin/

なので、Vectorから最新版をダウンロードしました。
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/writing/se025915.html


■Active Perl と jperl
perlは、テキストの検索や抽出、レポート作成に向いた言語らしいです。
僕は、perl言語の知識ゼロなので全くわかりません・・・w

以下のサイトからダウンロード可能です。
http://aspn.activestate.com/ASPN/Downloads/ActivePerl/

現在のActive Perlなら、日本語も対応していると思います。
一応、僕はjperl(漢字など2バイト文字を認識できるようにしてくれる)もインストールしておきました。
jperlは以下のサイトからダウンロード可能です。
http://homepage2.nifty.com/kipp/perl/jperl/index.html


Active Perlとjperlのインストール完了後、コマンドプロンプトで次のコマンドを実行して、パスが通っていることを確認しておきます。
このコマンドは、perlのバージョンを調べるコマンドで、コマンド実行が成功すると、バージョン情報が出力されます。

・Active Perlの確認コマンド
>perl –v
perl_ver 


・jperlの確認コマンド
>jperl –v
jperl_ver 

※コマンド実行が失敗する場合は、パスが通ってない可能性があります。
以下のサイトにてパスの設定方法が記載されています。
http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~seizu_in/note-pc13/perl/

※jperlの確認コマンドを実行すると、「perlcrt.dllが無いよ!」と起こられる場合があります。「perlcrt.dll」は、ネットで探せばありますので入手します。そして、「perlcrt.dll」を以下のPerlのbinディレクトリに入れれば、確認コマンドが成功するはずです。
僕の環境では、binフォルダは以下の場所となっていました。
C:\Perl\bin


■kojien5perl

先ほど紹介した「辞書のページ」からダウンロード可能です。
今回は広辞苑(第五版)のデータを使用しますので、第五版に対応した「kojien5perl」を使用します。


■PDIC

辞書の作成・検索ソフトです。以下のサイトからダウンロード可能です。
http://homepage3.nifty.com/TaN/
「PDIC/Unicode」が最新版ですが、僕の環境では最終作業で失敗してしまうため、旧バージョンの「PDIC for Win32」を使用しました。


■もび汁

csvからhtmlに変換するperlスクリプトです。
「Vodafone 702NK/NKII Nokia 6630/6680まとめ」wikiの以下のサイトからスクリプトを入手します。
http://series60.sakura.ne.jp/6630/pukiwiki.php?%A4%E2%A4%D3%BD%C1

スクリプトは次のどちらかを使用します。
・csv2html4mbp2.pl (perlスクリプト:もび汁2)
・csv2html4mbp0.pl (perlスクリプト:たん汁)

先ほどのサイトから、スクリプトのコードをコピーして、テキストファイルに貼り付けて拡張子を「.pl」とすればOKです。ファイル名もスクリプト名称に合わしておけばわかり易いかと思います。
僕の場合、「もび汁2」だと最終作業で失敗したので、「たん汁」を使用しました。


■Mobipocket Reader Desktop
Windows版のMobipocket Readerです。
http://www.mobipocket.com/en/DownloadSoft/
ProductDetailsReader.asp


「Mobipocket Reader Desktop」は起動時に、E71を検出して自動的に「Mobipocket Reader」のインストールが行われました。
もし、自動的にインストールが行われない場合は、以下のサイトからSymbian版「Mobipocket Reader」をダウンロードします。
http://www.mobipocket.com/en/DownloadSoft/application.asp?device=SymbianOs


2.広辞苑をDDwinでテキスト形式データ抽出 

■広辞苑を見つけ出す

予め、ドライブに電子辞書ソフト(CD-ROM)を入れた状態でDDwinを起動します。
DDwinは、起動時に辞書ソフトを探しますので、何もしなくても辞書名に「広辞苑」というのが出てきます。
電子辞書ソフトがHDDにインストールされている場合でも見つけてくれます。

もし、見つけてくれなかった場合は、
「ファイル」→「辞書をサーチする」
で、探す範囲を調整し直すと見つかるはずです。

■全て表示させる
・「広辞苑」を選択する。
・「全文」を選択する。
・検索キーワードは空欄にする。
この状態で、「検索」ボタンを押下すると、広辞苑のデータ内の全てが表示されます。
ddwin02

■テキストに出力する
「編集」→「エディタ起動」
で、以下のようなダイアログが出てきます。
ddwin01 

「該当項目すべて」にチェックを入れて、「OK」ボタンを押下すると、先ほど表示させた内容が「ddwin.$$$」というファイルに出力されます。

■出力されたファイル名を変更する
先ほど出力された「ddwin.$$$」というファイルの名称を、「kojien.txt」に変更します。


3.kojien5perlで一行テキスト形式に変換

■変換方法を選択する

「kojien5perl」で使用して、「kojien.txt」を一行テキスト形式に変換します。
「kojien5perl」には3種類のフォルダが存在し、フォルダ単位でそれぞれ変換方法が異なります。

・フォルダ「khira」:見出し語が ひらがな
・フォルダ「kkanji」:見出し語が 漢字
・フォルダ「k00」:見出し語が ひらがな と 漢字

今回は、見出し語がひらがなの「khira」を使用することにします。

■一行テキストに変換する
「kojien.txt」をフォルダ「khira」に移動させます。そして、フォルダ「khira」内にあるバッチファイル「khira.bat」を実行(ダブルクリック)します。
バッチ処理終了後、フォルダ「khira」内に、一行テキストに変換されたファイル「khirapdic.txt」が生成されます。
「khirapdic.txt」のサイズは、おおよそ40MBくらいです。


4.PDICで一行テキスト形式からcsv形式に変換

■csv形式に変換する
「PDIC for Win32」を起動します。
「tool」→「辞書の変換」
で、以下のような辞書の変換ダイアログが出ます。 
pdic00a

転送元辞書は、「一行テキスト形式」にチェックを入れて、先ほど変換した「khirapdic.txt」を指定します。
転送先辞書は、「CSV形式」にチェックを入れて、保存先を指定します。ファイル名は何でも良いですが、拡張子は「.csv」にします。今回はファイル名を「kojien5.csv」としました。
同一単語の処理は、「改行付きで付け加える」を選択しますが、強制的に選択されるようで非選択状態になっていました。

次に「詳細」ボタンを押下し、詳細設定ダイアログを出します。
ここで選択できる項目はほとんど無く、何も触りません。念のため下の画像の通りになっているかどうか確認程度でw
pdic01

次に「登録項目」を押下し、登録項目の選択ダイアログを出します。
・訳語部
・用例部
にチェックを入れて、他はチャックを外しておきます。
pdic02


ここまで設定できたら、辞書の変換ダイアログまで戻り、「OK」ボタンを押下します。
変換処理が完了後、転送先辞書に指定した保存先ディレクトリにcsv形式のファイル「kojien5.csv」が生成されます。


5.たん汁でcsv形式からhtml形式に変換

■perlスクリプトのソースコード変更
csv2html4mbp0.pl(perlスクリプト:たん汁)のソースコードを変更します。
変更箇所は3箇所。

・ライン7:辞書表示名を変更
辞書表示名の文字列を変更します。これは最終的に表示される辞書名です。好きな辞書名を入力します。今回は”広辞苑(第5版)”とします。

・ライン10:変換元辞書データのファイル名称を変更
変換元となる辞書データのファイル名を変更します。変換元は、先ほど変換した「kojien5.csv」を使用しますので、”<kojien5.csv”とします。
※文字列”<kojien5.csv”の「<」は、ファイルの読み込みを表しますので付け忘れないこと。

・ライン13:変換先辞書データのファイル名称を変更
変換先となる辞書データのファイル名を変更します。
変換先は、”>kojien5.html”とします。
※文字列”>kojien5.html”の「>」は、ファイルの書き込みを表しますので付け忘れないこと。

pdic00a   
 

■html形式に変換する
「csv2html4mbp0.pl」と「kojien5.csv」が、同ディレクトリに存在する状態にして、「csv2html4mbp0.pl」を実行します。ダブルクリックで実行します。
変換処理が完了後、同ディレクトリにhtml形式のファイル「kojien5.html」が生成されます。
「kojien5.html」のファイルサイズは、おおよそ80MBくらいです。


6.Mobipocketでhtml形式からprc形式に変換

■prc形式に変換する
「Mobipocket Reader Desktop」を起動します。
「ファイル変換」→「HTMLファイル」
で、先ほど変換した「kojien5.html」を選択すると、変換処理が開始されます。
mobireader

変換処理が完了後、広辞苑が閲覧できるようになります。
mobireader01

ちなみにprc形式ファイルは、Vistaでは以下のディレクトリに生成されていました。
C:\Users\ユーザ名\Documents\My eBooks\kojien5.prc


7.prc形式ファイルをE71に転送

■prc形式ファイルをE71に転送する
「Mobipocket Reader Desktop」が、E71を認識させた状態にして、広辞苑(先ほど変換した「kojien5.prc」)をE71に転送します。
※E71に「Mobipocket Reader」がインストール済みであることが前提です。

mobireader02

これで作業は完了です(^^


8.導入完了w

作業が全て完了しました。
あとは、「Mobipocket Reader」を起動することで広辞苑が閲覧可能となりますw
+J for S60との相性も問題無さそうです。

Screenshot0015 

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2 件のコメント:

山田誠一 さんのコメント...

Nokia N73を持っていますが、E71と同様に広辞苑をいれることができますか?
今は、携帯電話としては、使用していませんが、電話帳として利用しています。
同様な機種なので、できるような気がしますが、どうでしょうか?
詳しいことは、メールで、聞きたかったのですがメールの連絡方法が、分かりません。
辞書として広辞苑が、良いので、利用したいのです。
広辞苑のCD-ROMは、持っています。
よろしく教授方お願いします。
敬具
mhd02556@nifty.com
山田 誠一

gonsuke さんのコメント...

ご訪問有難うございます。
古い記事ですが読んで頂いて感謝です!

N73って カールツァイスレンズのやつですよね。
できるかどうか。ちょっとわからないです。。すみません。

こちら↓は 705NKになりますが、こちらの方は広辞苑の導入に成功されているようですよ。
(N73ということなので、まずは日本語表示プラグイン必要になるのかな?)
http://keitaro.krbys.net/2008/01/705nk.html
https://ameblo.jp/caveman0712/entry-10055763921.html

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